小１男児電車にはねられ死亡

＜踏切事故＞小１男児電車にはねられ死亡　千葉・ＪＲ外房線

7月7日20時3分配信 毎日新聞

男児が電車にはねられ死亡したＪＲ外房線の八幡台踏切＝千葉市緑区越智町で２００９年７月７日午後５時４０分、黒川晋史撮影

　７日午後３時５０分ごろ、千葉市緑区越智町の誉田（ほんだ）－土気（とけ）駅間にあるＪＲ外房線八幡台踏切（遮断機、警報機付き）で、近くに住む会社員、大野祐也さん（３０）の長男で市立越智小学校１年、昴（すばる）君（６）が、逗子発上総一ノ宮行き下り快速電車（１５両編成）にはねられ、全身を打って死亡した。

　県警千葉南署やＪＲ東日本千葉支社によると、踏切は複線で長さ約１０メートル、幅約２メートル。事故当時は警報機が鳴り、遮断機は下りていたという。運転士は「右手から踏切内に入った人影に気づき、急ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話している。同小は現場の南約１キロにあり、昴君は１人で下校中、遮断機をくぐって踏切内に入ったとみられる。【黒川晋史】